他愛もない話です. 9月15日の日経新聞より,

タイトルの通り, 新しいiPhoneは驚きがなく不評で, アップルの神通力にも陰りが見えるという話. 私自身は10年来のiPhoneユーザではありますが, アップル教信者でもないし, スマホのヘビーユーザでもないので, ふーん…という感じ. そもそも前回のiPhone 12に驚きはあった?
ただ, 記事中のこのくだりには驚いたというか, それはちょっと違うんじゃないかと:
こうした(iPhone13の)商品戦略は、綿密なマーケティングに基づく結果とみられる。カメラ技術開発の米ブリンクAIがiPhoneユーザーを対象に実施した調査で「どんな新機能が買い替えの動機となるか」を複数回答で尋ねたところ、「バッテリー時間の長さ」が72%で最多だった。「記憶容量の多さ」が49%、「高画質な写真・動画撮影機能」が43%で続き、アップルが2020年発売の「12シリーズ」で大々的に発表した「5G対応」は32%にとどまった。
アップルという会社は, ここ最近はGAFAの中でも時価総額トップで, その時価総額は私がつい最近までお世話になった日本の大企業(本体従業員2万人超, 連結売上3兆円)の100倍を軽く超える揺るぎないテックジャイアント. そんな会社が, そういうふつうの会社がやるようなマーケティングを重視しているとは思えないのですが.
一般ユーザにアンケートを取ったら, そりゃあ「バッテリーの持ち時間」みたいなありきたりな答えしか返ってこないし, そんなアンケートをベースに商品を開発したら, ありきたりな商品ができちゃうのは当たり前でしょう. …え, その結果がiPhone13? いやいや, あり得ないっす. 実態としては世間で言われているように, スマホという商品は15年近くの歴史を経てすっかり成熟し, もう新鮮味を打ち出せないのでしょう.
余談ですが, 私が現在使っているiPhoneは, 恥ずかしながらいまだに6sです. うちの学生の村松くんとの先日の会話:
私「私のiPhone, 古いのよね」村「僕も古いですよ」私「え, もしかして同じ? 6s?」村「あ, すいません, 8でした」私 & 村「…」
3GS (2010年1月) → 5 (2012年12月) → 6s (2016年4月)と来て, そこから時が止まった状態. ここは一つ13をゲットしてみますか! (割安感が高まった12になびく可能性も大😆)
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